病気になる人、ならない人、いったい何が違うのでしょうか?
健康を維持する秘訣は何かあるのでしょうか?
体に与える食事の影響度
私たちの体は食べたものを材料に構築されています。
何を食べるかによって体質はかなり変わってきますから、日々の食習慣によって病気になるリスクはかなり変わってくるといえるでしょう。
食材の中には、これを食べる(すぎる)と病気になりやすいという食材があります。
例えば食品添加物、マーガリンやショートニング、砂糖、リノール酸の多い油、未発酵の大豆製品、酵素抑制物質を未処理の玄米、種子類、うま味調味料のアミノ酸、人工甘味料などです。
これらはそれぞれ、食べ過ぎることによって体に多大な害がもたらされるといわれております。
また、必要な栄養が不足していることによっても病気になりやすくなります。
例えば、タンパク質です。タンパク質は不足することで筋力の低下に伴い疲れやすくなったり、ホルモンの生成が狂ってうつ病になったりします。
また、集中力や思考力が落ちることもあります。
そして肌も老化しやすくなり見た目にも老いやすくなります
タンパク質の過剰摂取は、逆に腸内の悪玉菌を増やし腸内環境を悪くしたり、腎臓に負担を掛けたりするので病気の原因になります。
過不足なく摂取することが大切です。
そして、脂質にも、炭水化物にも同様のことが言えます。
脂質が不足するとホルモンバランスがくるってしまうことがありますし、炭水化物が不足すると筋力が減ったり、頭にエネルギーが回らずぼーっとして考えが鈍ったり、時には歩くこともままならないほど体が弱ってしまいます。
炭水化物抜きダイエットなどというダイエット法が流行りましたが、それによって健康を損なった人もたくさんいたようです。
それから、ビタミン、ミネラルの不足も万病の元です。
ビタミンやミネラルが不足すると、細胞が正常な代謝をできなくなり病気になりやすくなります。
ミネラルには過剰症があり、脂溶性ビタミンにも過剰に摂取すると健康を害すものがありますから、サプリメントで過剰に摂取することは避け適量を摂取するようにすると健康の役に立つでしょう。
体に与える運動の影響度
運動は、血行を良くするのに役立ちます。血行が良くなると、栄養や酸素が細胞の隅々に届きやすくなり健康の維持に役立ちます。
さらに、血糖値を下げるのにも役に立ちます。
食事の後軽く運動すると、食後の血糖値を下げることができるので推奨されているそうです。
ただし、運動は同時に活性酸素を体内に発生させます。
活性酸素というのは、ハードな運動や、体に悪いものの摂取などで大量に発生します。
そして活性酸素は万病の元といわれていて、細胞や細胞の中にあるDNAまでも傷つけることがあります。
それによって様々な病気が引き起こされます。
特に炎症性疾患が引き起こされやすくなります。
ガンや、認知症や、糖尿病の合併症なども活性酸素が原因の一つになって引き起こされるといわれています。
活性酸素を除去するのは水素やビタミンC、E、A、各種ポリフェノールなどの抗酸化物質です。
これらを日常的に摂取し、活性酸素を発生させる喫煙、飲酒、ストレス、残留農薬、合成界面活性剤入りの洗浄剤などを避けるよう気を付けましょう。
体に与える睡眠の影響度
睡眠は十分にとっているでしょうか?言わずもがな睡眠はかなり大切です。
慢性的な睡眠不足が続くと、脳の働きが悪くなって認知症になるリスクが高まってしまうといわれています。
さらに、集中力や判断力や記憶力が低下するので、仕事のミスや思わぬ事故につながり怪我のリスクが高まってしまいます。
さらに、心の健康のためにも睡眠が欠かせません。睡眠不足になると些細なことでイライラしたり情緒不安定になるといわれています。
睡眠をしっかりとるには、睡眠ホルモンであるメラトニンをしっかり分泌させるのが効果的です。
メラトニンは、昼間のうちに太陽光を充分浴びておくことや、もう眠るという時にアイスノンや氷嚢、氷枕などで頭を冷やすことによっても分泌されやすくなります。
さらに、メラトニンの材料となるトリプトファンというアミノ酸を摂取することも効果的でしょう。
また、睡眠の数時間前に、お風呂に入って体を温めると、深部体温が眠る時間に向かって徐々に下がりやすくなります。
この深部体温の低下に伴って眠気が起こりやすくなり、睡眠に入りやすくなります。
以上のように健康の秘訣として、食事・運動・睡眠は非常に重要な要素といえます。
是非上記情報を参考にして、健康の生活を送るよう心がけてはいかがでしょうか?